マイクロスコープコース
近年、歯科におけるマイクロスコープの普及は目覚しいものがあり、誌上でもマイクロスコープに関する文献が数多く見られるようになりました。われわれ大阪SJCD においてもぺリオドンタルマイクロサージェリーのパイオニアであるアメリカ・サンタバーバラ開業のDr.シャネレック(MTI, MicrosurgeryTraining Institute)の指導の下1998 年より臨床にマイクロスコープを導入してまいりました。マイクロスコープの普及とともに、その取り扱い方法や適応症の選択など、臨床におけるさまざまな疑問も聞かれるようになったこともあり、大阪SJCD ではこれらのマイクロスコープに関する疑問を解決しスムーズにマイクロスコープを臨床に取り入れていただけるようMTIJ 公認講師陣を中心としたハンズ・オンコースを開催することにいたしました。
今回のコースは、支台歯形成、プロビジョナルの調整、ソケットシール・サージェリー、そしてDr.シャネレック考案の抜歯後即時インプラント埋入テクニック(SMILE Technique)まで幅広く、より実践的なテクニックを習得していただける内容としました。
実習は、受講される先生お1人に対して1台のCarl Zeiss 社製マイクロスコープを用意いたします。「マイクロスコープを導入したが、うまく使いこなせない」、あるいは「どのような形で導入するのがよいのか」と悩まれている先生方にご参加いただければ幸いです。